top of page
検索

Happy New Year 2020!!

Happy New Year 2020!!!


昔から、誕生日やクリスマスといった特別な日に、そこまで特別な気持ちを抱くタイプではないのですが、年明けをする瞬間は昔から好きです。シャンと、背筋を正したくなるような。


この数年ぐらい特に抱負というよりは、自分が意識できている世界、今見えている視界を少しでも広げながら、深めながら制作に取り組めたらいいなと思っています。




昨年11月に日本に帰国した際、1冊のスケッチ・ファイルを見つけました。



『隙間泪』というオリジナル・ストーリー(なんて大層なものでは全くないのですが)を元に、なんとか本にまとめようと、あぐねいていたスケッチ・ファイルでした。


2003-2004年頃、大学院生の頃のファイルだと思うのですが、改めて見直すと、一人の世界にどっぷり浸かってしまっていて、全くもって回りが見えてない、まとまり切れていないのですが、自分でも笑ってしまうぐらい何だか必死さだけは凄く伝わる熱量のファイルでした。若かったなーと。


「初心忘るべからず」とは言いますが、学生、20代の頃だったからできた事なのかもしれませんが、こういう盲目さで制作に取り組むのも大事だな、なんて思いました。改めて、現実的に自分自身の経験値できるとわかっている以上の事に挑戦できるか、現実的な束縛(時間、予算、サイズなど…)に縛られずに制作する姿勢をもてたらなと感じました。





『くるみ割り人形』の日記が長すぎて書けなかったことですが、前回、日本に帰った際、11月3日に世田谷美術館にて『きんいろの髪のお姫さま』を上演させて頂きました。2回の上演があり、各回定員が100名様だったのですが、両回300名近いお申込みがありました。


昨年は、1月に「たかさき絵本フェステバル」をはじめ、東京各所での『きんいろの髪のお姫さま』の上演ツアーで始まりました。11月に世田谷美術館、12月には福岡県門司の

関門海峡ミュージアムでの上演と、一年の始まりと終わりが「お姫さま」な年でした。

また、上演の機会をみつけていけたらと思っています。今回、当選に外れてしまった人をはじめ、多くの方々に見て頂けたらです。(上演スケジュールは、役者・谷口直子さん(チャークさん)のウェブDivadlo501より)

今年は、『YODAKA』の上演から始まるようです。『YODAKA』は、2010年にチャークさんが、文化庁研修制度でチェコに研修に来ている時に一緒に制作しました。初演から今年で10年目!!凄いことだなあと…。


『YODAKA』はチェコやスロバキアでの上演ツアーを初め、現在でも日本各地で上演が続いています。まだ、関東での上演がまだなので、いつかできたらいいなと思っています。



また、日本滞在中、東京私立中学高等学校協会の先生方に講習・ワークショップをさせて頂く機会を得ました。講習前は、現役の先生の前で何かを話す、講習するなんて大丈夫かな…と結構緊張しました。が、美術・書道の先生方が中心だったのですが、本当に個性的な面白い先生方(しかいませんでした)ばかりで、リラックスをしてやる事が出来ました。こんな先生方がいる学校は面白いだろうなと嬉しくなりました。


(今まで結構な回数をやってきましたが、針金やネジなどの素材を使って作られるのは初めてです。流石、美術の先生方…)

(先生方の作品達。完成度が高かったです。粘土も今回初素材でした。)



人前で話したり教えたりというのは、相変わらず苦手なもので、準備をしていたのにも関わらず、話が大いに脱線してしまう。緊張すればするほど、まー面白いほどに早口になってしまう。こういった欠点は、経験を積んでいけば何かしらの成長がみられるのか謎ですが、自身が学んだこと、得てきた経験を誰かと共有できるのは凄く大事なことだと思っています。「人形」が「人形劇」が、少しでも間近に感じられる機会のために活動し続けていけたらと思っています。




今年、最初のお知らせは、2014年に作った「Petao-Design」です。


私自身の作家活動とは違う枠で活動できたらいいなと、マイペースな活動の仕方をしていましたが、ついに今年1月17日に「Petao-Design Studio」として、プラハでオープンします。私のアトリエ兼スタジオという枠組みですが、プラハでもワークショップなど色々と実験的に初めていけたらと思っています。また、Petao商品なども、増やしていけたらと思っています。


昨年は、なんだかんだ4回も日本に帰国することができました。今年も、すでに日本行のチケット3回分を手配済です。なので、ちょくちょく帰えることになりそうです。わーい!


今年も沢山の方々に、会える事を楽しみにしています。


Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page