先日、プラハに帰ってきました。
昨年の秋から、日本、チェコ、インド、チェコ、日本と、バタバタした生活が続いていたので、久々の我が家な感じがします。
今回の日本滞在は3週間と数日と少し長めでした。前半はチャークさんこと俳優・谷口直子さんと『きんいろの髪のお姫ささま』の上演ツアー。後半は、打ち合わせや、旧知の友人達と会ったり、家族と過ごしたり(今年、年女の母の誕生日を久々にお祝いすることができました)、作品搬入など諸々ありました。

2月8日から始まりました八王子夢美術館に開催中の『チェコの現代糸あやつり人形とアート・トイ春日明夫コレクション-佐久間奏多、林 由未、ミロスラフ・トレイトナル、バーラ・フベナー』展へは、初日に少しだけ伺いました!
今回の展覧会は、今年東京造形大学を退官される春日明夫教授を筆頭に、学芸員の淺沼さん、人形作家の佐久間奏多さんと私と、偶然ではありますが、かなり造形大色が強い展覧会になっています。また、八王子という地域は、学生の頃東京造形大学(相原にあります)に通っていたので、ノスタルジーな気分になりました。
本展覧会は、春日明夫教授の100点以上のコレクションが展示されています。私の作品のみ、参考展示として「アリス」のシリーズを初め、ブルノ・ラドスト劇場より実際に劇に使われた『親指姫』の人形達(チェコも含め、ラドスト劇場外で展示されるのは初めてです!)も展示しています。また、春日教授のコレクションとして、学生時代の作品も展示されています。まだ、大鋸屑を使って制作していた頃のものもあり、久々に(十何年ぶりに?)対面できました。
展覧会会期は、3月24日までと、まだまだ1か月以上ありますので、ぜひぜひお越しいただければ!と思います。
まだ確定していませんが、次回の日本は5月を予定しています。しばらくは、プラハで引きこもって制作に集中したいと思っています!!