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『第14回和の創作人形 倉敷ひいな展』

更新日:2020年12月19日

今日、日本へ向けて出発するのですが現在午前1時、まだスーツケースすら準備していない状態です。いつになったら、余裕をもって色々と準備ができる人になれるのか…。


大事なお知らせです。



2月19日から3月1日まで倉敷・ギャラリー十露本館で開催される『第14回和の創作人形 倉敷ひいな展』に参加させて頂きます。初日の19日は、夕方あたりまで会場に在廊予定です。中国地方で初めての展覧会参加になります。ギリギリのインフォですが、是非、お近くの方はお越し頂ければ幸いです!(なかなか岡山県には行けません!)


去年後半は『くるみ割り人形』の制作に追われました。


ある程度の長期間一つのテーマに制作をしていると、全く別の形の世界観が頭の中に浮び、次は『次はこういうのを作りたいな』というアイデアがいくつも生まれるのですが、実際に作りだすとそういったアイデアはいったい何処へいったのやら…?といったぐらいに、無心に化け猫を彫っていました。



普段プロジェクトに関わって制作している際はコンセプトから立ち上げて、デザイン等も結構考えながら制作するのですが、自身の作品になるとそういった箍が外れがちです。自分の好きなように作って良いという安心からなのか、何を考えて作っているのか本人もよくわからない時があります。


今回の展覧会の参加に際し「できれば、和をテーマに」とあり、一番初めに浮かんだ和が、化け猫とだったのかもしれません。化け猫から、小鬼娘といった感じでイメージ連鎖していきました。


また、今回の制作にあたっては、かなりhooverphonicさんの『Eden』を繰り返し聞いてました。ちょっと病的ですが、1日中エンドレスで聞いている日が何日もありました…。(お気に入りな曲になるとよくある現象なのです)


曲事態は、男女の関係についての歌だと思うのですが、人形と人形作家の関係に置き換えて聞いて頂くとかなりしっくりくる曲(私自身にとってはですが…)になっています。(作家と作品という関係性と言いますか…)


凄くシンプルな歌詞なのですが、『何で人形を作らずにはいられないのだろう?』と繰り返し考え続けている疑問の一つの答のような歌だなと。自分を突き動かしている衝動の源は、埋まることのない理想と現実の溝なのかもな、なんて感じたりしています。


季節のせいか、少し内面的な内容になってしまいました。


『第14回和の創作人形 倉敷ひいな展』は、国内外の人形作家50名の作品が展示されるみたいです。私自身も実際に沢山の作家さんの作品を見られるのを楽しみにしています!!!



また、日本滞在中、カフェ&ギャラリー広洋舎にて『ハンドパペット制作』のワークショップも開催予定です。3月1日です!お申込み&詳しい情報は、広洋舎のウェブサイトにて。


ハンドパペット作りにワークショップは以前からやってみたかったのですが、実際にどれぐらい参加者さんが興味をもたれるだろうと疑問に感じる面もありました。


先に、Petao Designのウェブ、インスタ、私自身のTwitterで、インフォをしたのですが、午後の部は既に満杯だそうです。まだ、午前の部に若干の空きがあるみたいですが、思ったより反響があり嬉しい限りです。定員を少し増やそうかと考え中です…。(ワークショップのインフォは、Twitterペタオデザインの方のが早いのでそちらをチェック頂けたらです)


今回の日本滞在も色々と動き回ります。皆様に会える日を楽しみにしています!

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